今日は年度末であり、月末でもある3月31日です。
いつも月末は銀行が混むので行きたくないのですが、入金確認の為に行ってきました。なんと驚くほどガラガラでした。こんな事初めてでびっくりです。
コロナと関係があるのか謎ですが・・・。
思えばこんな場面よくありますね。たまたまの一場面を目撃した事によって
・最近のすすきのは人が多い、今日は少ない
・あそこの店はいつも満席で混んでる、いつも暇で空席が多い
・今は旅行する人がいないので、飛行機が空席だらけ
・最近は飲食店がどんどん出店している
などの根拠のない日常会話から思い込みとイメージが広がります。
しかも悪い話ほど広がるのが早い。しかし現実を受け止める事も大事です。
実際に数値化されたものを見てみると
・札幌市の地下鉄と市電の利用者は2月と3月は524万人減り、運賃収入は10憶5600万円の減収と発表されております。
・道内の観光事情は、6月までの試算で2680憶円落ち込む予想。2018年の観光消費額は1兆6,000億とされ、今年は4分の1が失われる計算。
・道内の約280施設のホテルや旅館の予約状況は66%減で900万人が減る。
・飛行機も約60%減で、大手航空会社は減便にて対応。
・マスクや消毒液などの需要が高まり、売上が好調なイメージの札幌の大手ドラッグストアの連結決算の最終損益は600万円の赤字。
・日本の飲食店の件数は1997年86万件のピークから現在は約60万件程になっております。しかしすすきのでは毎月50件程の新規出店があります。
このように【数値化】されると、とても分かりやすいです。
そして数字を交えて話をすると具体的なイメージが付きやすい。
実際目で見て感じた話も重要ですが、みんなが知りたいのは真実と対抗策です。
実際、繁盛店と言われる飲食店の集客数は?売上は?利益は?
あまり混雑していないお店が十数年継続できている秘訣は?
【数値化】する事による目的は【いま何をするべきか?】と言う答えを導き出す事と、優先順位のウェイト付けをする事だと思います。
自分の現在地を正確に知る事によって、今やるべき事が明確になります。
コロナだから仕方ないと諦められますか?悪い中でも必ずチャンスはあります。
今するべき事と、今しなくても良い事を分け、優先順位の高い仕事から取り組む。
勝手な想像により動かない事が一番の悲劇です。
弊社が取り入れているランチェスター戦略でも
・経営に対する重要な部分のウェイト付けと構成比率
・様々な業態の従業員一人当たりの粗利益
・何をどこまでやったらどういう結果になるのかの数値化
などなど、より具体的な事柄が一つ一つに示されております。
一つ言えるのは、市場規模や業態に合わせた対策が必ず存在し、忠実に実行した企業が生き残る事ができる方法が必ず存在すると言う事です。
個人も会社も飲食店専門の不動産会社のプロとしてしっかり数値化された話ができるよう学んでいこうと思います!!!
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